「大AI時代の航海術のヒント? コードが書けなかった僕たちが技術を武器にするまで」に参加して気が楽になった

はじめに

TechBullメンバー/WebエンジニアのNino(@ninomin_tech)です。今回は、Findy主催の「登壇前夜 コードがかけなかった僕たちが技術を武器にするまで」というイベントに参加したので、感想をまとめます。

自己紹介

ブログ初投稿なので、軽く自己紹介します!新卒でSlerに入社し、現在は都内のスタートアップ企業でバックエンドメインでWeb開発を行っています。趣味は、筋トレと音楽(Hiphop,EDM,Techno)です!

イベント概要

あとはAIに任せて人間は自由に生きる @kentaro

私が印象に残ったのは次の2点です。

成長する人は良い「デフォルト値」を持っている

AI時代だからこそ自分の「感情」を大切にする

「成長する人は良いデフォルト値を持っている」
この話を聞いて、尊敬している方や成果を出している方々を振り返ると、彼らは「やる/やらない」を悩む前に、まず“やる”がデフォルトだと気づきました。私もイベント前日に、@adachin0817さんから「11月のLT大会で登壇してほしい!」とDMを頂き、確認後すぐに「やります」と返信しました。これも今の自分に良いデフォルト値がセットされていたからこその行動だと思います。デフォルト値の質は、自分次第で高められる。そう実感しました。

「AI時代だからこそ自分の感情を大切にする」
職業柄、エンジニアは効率性を追いがちです。一方で、人間の物差しが2次元だとしたら、AIは超多次元。つまり、AIは人間とは比にならない次元で物事を考えられます。であれば、人間にしかない“感情”を大切にし、その他はAIに任せる——その方が豊かな生き方につながる、というメッセージが刺さりました。

また、キーワードとして「行動心理学」が度々登場したのも意外で面白かったです。テックと無関係だと思い込んでいた領域が、実は深く関わっていることが興味深かったです。

私とコミュニティと生きる道 @soudai1025

「人との交流」をきっかけに、新しい知識や道を偶発的に発見できる——それがコミュニティの魅力だという話でした。出会いを通じて色々なことに手を出し、自分が本当に楽しいと思えることを続けていく大切さ。そーだいさんご自身も、そうした偶発的な出会いの積み重ねで今があると話されていました。

私も今年6月、たまたまFindyの寿司パーティーに参加したことがきっかけで、@adachin0817さんと出会い、このTechBullというジュニアエンジニアコミュニティに参加できました。もともと人と話すのが好きなので、イベント参加そのものが楽しく、多くのエンジニアや企業の方と話す中で、知らなかったことを知り、感情を共有できている実感があります。

対談

その後は、登壇者お二人へのQ&Aが開催されました。印象に残った質問のひとつは、

「自分なんて……と尻込みしてしまう。開き直るべきでしょうか?」というもの。

これに対して、そーだいさんは「自分の中に基準を持つ。その基準で評価されないなら環境を変えることも大切」と回答。もちろん、求められたことに最大限取り組む姿勢は前提です。ただ、評価軸は会社や上司によって異なる“変数”

あちんぼさんの「デフォルト値」の話にも通じますが、
「そのデフォルト値はどんな基準で作られたのか?」
「自分はどんな基準で生きたいのか?」

自分の中の基準/軸を持ち、それを大切にする重要性を改めて感じました。

懇親会

懇親会では、そーだいさんに直近の悩みとして、「AIが出してきた答えが本当に正しいかを精査できるようになるには、ジュニアエンジニアとして何をすべきか?」と質問しました。

  • 失敗を繰り返し、そこから学んで成長すること。
  • 自分で仮説を立てて検証し、AIの回答との差分があれば調べたり、先輩に聞いたりして埋めていくこと —— そうして“生きた知識”が身についていく。

この回答から、いかに仮説力が大切かを実感しました。仕事以外でも、仮説を持って物事に挑む人は、そうでない人より成長が早い気がします。仮説力を鍛えるために『具体と抽象』という本を勧めていただいたので、エンジニアにとっても重要な力だと考え、今月中に読むつもりです。

まとめ

当初は「AIのない時代のコードや技術の学び方」といったギーク寄りの内容を想像していましたが、実際はどちらも“マインド寄り”の話で、むしろそれが良かったと感じています。会社という狭い世界だけでなく、外部のイベントやコミュニティに身を置くことで、より広い視座を持つことができ、成長や将来の選択肢が大きく広がると実感しました。


また「登壇前夜」はLT未経験者向けのイベントだったようで、11月にTechBullのLT大会で登壇予定の私としては、意気込みを披露し、当日のイメージを掴むうえでも大いに参考になりました。

企画・運営してくださったFindyの皆さま、ありがとうございました!今後もいろいろなイベントに参加していこうと思います。

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