はじめに
はじめまして。@asumy_kinect (Asumi Yamamoto)です。
私自身は、エンジニアではないのですが、adachinの学生時代のお友達ということで、今回TechBullに関わらせていただきました。
経歴としては、コンテンツマーケティング / PR界隈の人というのが近いかと思います。
- 自己紹介
大学卒業後、外資系IT企業に入社。テクニカルマーケティングや開発者コミュニティマーケティングを担当。技術ブログを書いたり、海外から落ちてくる技術情報をローカライズして、日本の開発者さまにお伝えするような部署にいました。
その後、大手ニュースサイトに転職し、Tech系記事を中心にコンテンツ制作に携わりました。
最初は1社目の経験を生かして、製品発表会や決算発表会に参加し、新聞記者とともにイベントレポート記事を執筆。その後はライターさんが執筆した記事を編集し、掲載する業務を担当しました。後半では、新規事業の部署に移り、SEOに特化したメディアの立ち上げにも関わりました。
2020年からは、大手ゲーム開発会社にてコーポレートブランディングなどのPR業務を担当しています。
記事執筆、SNS運用、YouTube動画制作、デジタル広告の出稿、などのコンテンツ制作が得意です。
エンジニアに捧ぐ!文章力を上げる5冊
エンジニア足るもの、インプットと同じくらいアウトプットが重要です! そこで、文章力を向上させるためのおすすめの本を5冊紹介します。
私もニュース記事などを書くことは得意ですが、人の心に響くようなエモい文章が書くのは苦手で、まだまだ修行中です。これらの本を読んで、私と一緒に「伝わる』文章を目指していきましょう!
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング/ 唐木 元
『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』は、文章力向上を目指すエンジニアにお勧めしたい指南書です。唐木氏が編集者として培ったノウハウを活かし、技術的な内容を分かりやすく伝えるためのコツが具体的に紹介されています。
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション/松尾 茂起 (著), 上野 高史 (イラスト)
『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘』は、エンジニアがWebライティングの基礎を学びつつ、効果的なコンテンツを作成するための知識を深めるための最適な一冊です。
物語形式で進行するユニークな構成は、初心者から上級者まで楽しく学べる内容となっています。ビジネス書や技術書を読むのが苦手な方にもおすすめです!
ブログ等を書いているエンジニアにとって特に有用なのは、SEOやユーザーファーストの考え方を取り入れたライティング技術です。
SEOライティングを学ぶことで、技術的な記事やブログが検索エンジンで評価されやすくなり、より多くの人に情報を届けることが可能になります。
「検索エンジンに評価されるコンテンツを作りたい」「書いても書いても成果が出ない」……。そんな悩みがある方は、ぜひ読んでみてください。
伝わる・揺さぶる! 文章を書く/山田ズーニー
『伝わる・揺さぶる! 文章を書く』は、エンジニアに限らず、文章力に悩むすべての人たちに読んでいただきたい内容です。
著者の山田ズーニー氏は、長年、高校生の小論文指導に携わり、現在は糸井重里氏のサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』で「大人のための小論文教室」を連載し人気を博している方。
本書では「意見」「望む結果」「論点」「読み手」「自分の立場」「論拠」「根本思想」の七つの視点から、よい文章を書くための戦略をアドバイス。
「自分の意見が見つからないときは、小さな問いを立ててみる」「テーマと論点の違いを意識する」などのユニークなノウハウを、具体的な文例を紹介しながら、解説しています。単なる文章のテクニックをこえ、自分の頭で考え他者と関わることの痛みと歓びを問いかける、コミュニケーションの本質に迫る一冊です。
エンジニアが技術的な内容を伝える際にも、ただ正確さや論理性を追求するだけでなく、読者の関心を引き、共感を呼ぶことが重要です。この本では、文章に感情や意図を込め、読者に響くメッセージを伝えるテクニックが豊富に紹介されています。
自分の考えをしっかりと伝え、読者を動かす力を身につけたいエンジニアにとって、必読の一冊です。
書くのがしんどい/竹村 俊助
文章書くの、しんどいですよね。。。 私はすごくしんどいです!
この本は、文章を書くことに疲れやプレッシャーを感じるすべての人、特にエンジニアにとっても共感できる内容が詰まった一冊です。
著者の竹村俊助氏は、文章を書く過程で感じる「しんどさ」を正直に描き、その原因と向き合いながら、どうすればその重圧から解放されるかを考察しています。
エンジニアは、日々技術的なドキュメントやブログ記事の執筆に追われることも多く、その過程で行き詰まることがあります。この本は、そんな時に自分を追い込まず、リラックスしながらも成果を出せる方法を教えてくれます。
また、書くこと自体の楽しさを再発見させてくれる内容でもあり、エンジニアが文章を書くことに対するストレスを軽減し、自然体で表現できるようになるためのヒントが満載です。
書くことが苦痛に感じる時に、そっと手を差し伸べてくれるような、優しさと実用性を兼ね備えた一冊です。
記者ハンドブック 第14版: 新聞用字用語集/一般社団法人共同通信社
『キャノン』『キューピー』『富士フィルム』 これ、すべて間違った表記です!
『的を射る』と『的を得る』、『制作』と『製作』の使い分けはできますか?
このハンドブックは、新聞記者や編集者など文章を扱うことを生業にしている人は、ほぼ全員が持っている超定番な書籍。日常的に使用する用字用語のガイドラインをまとめており、こちらを参考にすることで、正しい日本語表記や語彙の選択において迷うことを減らしてくれます。
技術的な文章やレポートを書く際に、用語の使い方や表現の一貫性が求められるエンジニアにとっても、このハンドブックは、信頼性を高めるための必携ツールとなるでしょう。
まとめ
伝わる文章で積極的に情報発信を行っていこう!
エンジニアとしての技術力はもちろん重要ですが、情報を効果的に伝える力も同じくらい重要です。これらの書籍を参考に、文章力を磨き、エンジニアリングの知識をより多くの人に届けるスキルを身につけていきましょう。
1990年生まれ。@adachin0817の大学生時代の友人でもある。外資系IT企業/ゲーム開発会社で広報/コーポレートブランディングに従事する。ブランディング/マーケティング/記事ライティング/Webマーケ/SNSマーケ/広報を幅広く経験している。TechBullではSNSでの広報周り、記事投稿の管理、カメラマン、転職者インタビューのライターとして活動。